隠洞穴を少し下ったあたりから、雨足が強くなった。さらに、森の中は薄暗くなり、どこが下山どうだか見失うこと度々。GPSの画面を頼りに下る。途中、リュックかららカッパを取り出して、上着だけ着る。リュックにもカバーを掛ける。GPSも生活防水程度なので、カッパの下の胸に吊した。
これが間違いのもと。体が衛星の影となり、大きく誤差を生じさせる結果となった。m-241cはリュックの上の方にぶら下がっていたので、良い感じの位置精度を確保できた。
それにしても、昨日と言い今日と言い、なんでこんなに雨に祟られるのだろうか、なんか悪いことでもしたかな?
開き直って農業公園駐車場へと歩く。着けば、見た顔がそこにいる。なんと山田敏美さん。話を聞けば、中山仙境に登った友人を迎えに来たとのこと。どうやら迎えより先に帰った様だ。
山田さんと分かれて、カッパを脱ぎ、ずぶ濡れのまま慌てて夷谷温泉に駆け込んだ。慌てたおかげで、スティックを駐車場に置いて来た。
またもや失敗。またもや夷谷温泉となった。 ここは極楽! |
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さて、GPS評価は・・・お手軽なm-241cが相当良い精度でログを取れることを再確認しました。移動軌跡記録のみならこれで十分ですね。お値段6千円が魅力で、単三乾電池1本で8時間ほど持ち、電池の入れ替えでログを継続します。さらに軽い。欠点は、水に弱いので、ビニール袋に入れておくと良いですね。そうそう、m-241cで書き出すファイルは、拡張子がkmzです。この拡張子をkmlに書き変えれば、カシミール3Dで開けます。下のマップ画像は、モンタナとm-241cの双方のログを同じ画面に読み込んだものです。(時折モンタナを首にさげたところで誤差が生じています。)
ガーミンモンタナは、大きな画面で地図上の現在地が確認できるすばらしさが魅力です。ただし、衛星の補足数で精度影響が生じるので(m-241cも同じ)、体の影に気を付けましょう。
モンタナの3秒設定ですが、5秒設定で十分な様です。
それから、この精度向上でわかった事は、馬の背の下あたりが隠洞穴の位置ですね。ここは、公開されているログを見ても、結構データが暴れていますが、今回はビッシッと安定したデータが残りました。 |